モチベーション 62.6kg14.9%←入浴後計った正しい数字

最近山へのモチベーションは当たり前だが、テニスへのモチベも上がってきている。テニス部での幹部での仕事が一区切りついて、ようやく自分のことに集中できるようになったし、近いうちに部内戦もあるからだろう。先日テニス部のレギュラーの試合で後輩が熱中症になりつつも必死でテニスして勝利した。その姿を見た僕は感動したというよりむしろ悔しくて「ちくしょう、いいなぁ。俺もああいう熱いプレーしてぇ…」と思った。それもモチベ上昇の要因のひとつでしょう。
テニスという競技は体力的に結構辛い。もちろん山も辛いが、”体の使い方”という意味では山とテニスは全く別ジャンルである。
山は体力と精神力のある限り死に物狂いで登り続けるといったイメージだが、テニスは体力的に辛い状況の中、球を自分の狙った場所に打ち込むために、自らの肉体を出来る限り精密にコントロールしなければならない。山登りみたいにがむしゃらに登ってるだけじゃ勝てないのである。
ここでふと思った。この事はクライミングにおいても共通する。クライミングも腕がパンプし、足がプルプルしてきた時こそ、冷静に体を正確にコントロール必要がある。なるほど、テニスもクライミングも追い込まれた状況下でどれだけ己の肉体と精神をコントロールできるかという意味では同じだ。
ここでふと思った。ていうか、追い込まれるレベルが違うだろ。テニスはそこであきらめても別にポイントを失うだけだが、クライミングであきらめたら即フォール、場合によっては天国行きである。さっきまでの文章の流れだと、テニスを頑張れば同時にクライミングの特訓にもなるという結論に達しそうだったが、違った。クライミングで追い込まれた状況はコントロールもくそも無い、ただただ、死に物狂いで本能で登るだけである。テニスで追い込まれている状況下でいくら特訓してもクライミングの特訓にはなんないや。でもジムとか、ゲレンデとか落ちてもいいようなとこだったら効果あるか。
平山ユージはダンス、リン・ヒルは体操をやっていた。ダンスも体操もクライミングと共通することが多々あり、二人とも両方を行うことでより自らのクライミングを昇華させていったらしい。僕もそうしよう。